ムーンペイ、トラストウォレットが複数年のオン/オフランプ契約を締結

MoonPayは、2億人以上のユーザーを持つ自己保管型暗号ウォレットであるトラストウォレットと、オン・オフランプサービスを強化するための数年間の戦略的パートナーシップを締結しました。

概要

• MoonPayは、米国から始まる2年間の契約でトラストウォレットのデフォルトのオン/オフランププロバイダーとなります。
• 2020年に開始されたパートナーシップに基づく統合。
• MoonPayのマスターカード契約、BitLicenseの承認、新しいウォレット統合に続く。

8月14日の公式発表によると、この契約によりMoonPayがトラストウォレットの「暗号購入」機能のデフォルトプロバイダーになり、最初は米国の顧客を対象に今後2年間提供されます。

このコラボレーションは、2020年にトラストウォレットがムーンペイのオンランプサービスを初めて統合した際に始まった関係を深めるものです。オフランプ機能は2023年初頭に追加されました。

シームレスな取引に集中

両社によると、新しい合意はユーザーの摩擦を取り除き、世界的に暗号通貨へのアクセスを拡大することを目的としています。MoonPayのインフラは190以上の国をサポートしており、複数の地域の支払い方法と法定通貨を提供しています。この統合により、暗号通貨の購入と販売のためのアプリ内チェックアウトが提供され、何百万ものトラストウォレットユーザーにとってプロセスが簡素化されます。

「これは単なる統合以上のものであり、暗号業界の2つの主要な勢力間の戦略的な提携です」とMoonPayのCEOであるイバン・ソト・ライトは述べました。トラストウォレットのCEOであるエオウィン・チェンは、MoonPayのインフラが「よりスムーズな取引とより多くの支払いオプション」をユーザーベースにもたらしていると付け加えました。

MoonPayの広範な拡大の一部

トラストウォレットとの取引は、ムーンペイにとって最近の一連のマイルストーンに続くものです。会社は今年初めにマスターカードと提携し、ステーブルコインを活用した支払いカードを展開し、全50州で運営するためのニューヨークビットライセンスを取得し、CNBCの2025年ディスラプター50リストに唯一の暗号ネイティブ企業として選ばれました。

MoonPayは、TRONのTRXおよびテザー(USDT)のサポートを含むウォレット統合を拡大し、今後のランブルウォレットのすべてのランプを提供する独占契約を結びました。支払いオプションも増え、Revolut Pay、Apple Payの残高追加、即時PayPal資金提供の新しいサポートが加わりました。

トラストウォレットの統合はすでに米国の顧客向けに稼働しており、パートナーシップの期間中に追加の市場に拡大することが期待されています。